矜持について

京都に約5年、住んでいた。

大学を卒業して少ししてから引っ越して、1年間くらいは妹と住んだけれどそのあとは1人。不思議な経験を重ねた期間だった。

しばらく住んでみて思ったのは、空がきれいで自然が美しいということ。

風情がある、と言われるのは、京都の町並みが未だに昔の姿を残していたり、伝統文化を感じられる場所や寺社が多い故と思っていたけれど、住んでみるとそれは一番ではないと感じた。

京都が盆地であり、一日あるいは一年で寒暖差が大きいというのは一般的に知られている事だけれど、それが葉っぱの色や空の色にこんなに影響を及ぼすとは思っていなかった。

冬は身体の芯まで冷える。

寒い、というのは言葉として弱くて、凍る!と思った。

写真は鴨川。その名のとおり鴨がたくさんいるのだけど、鴨たちはこんなに寒くて死なないのか、真面目に心配になった。

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